茶々の茶のみ話

茶々ののんびり日記です。どうでもいいようなことがつらつら~っと書いてあります。 お茶のみ話感覚で読んでいただけたら嬉しいです♪

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3月11日(震災当日)③

30分ほどして、とりあえず背中の痛みと吐き気は落ち着いてきた。ほとんど出るものはなかったけれど、気が動転して胃がひっくり返っていたのだろう。
落ち着いたならいつまでもぐずぐずしている暇はないので、まだ心配顔の子供たちと一緒に片付けに入った。
1階は子供たちの大活躍でほとんど元に戻っていたから、ゴミ袋を持って2階へ上がる。

金魚の水槽の水でびしょ濡れになったズボンを取り換えるために、子供たちを迎えに行く前に一度2階へ上がっていたはずなのに、マンガ本を収納している薄くて低い本棚が全部倒れて廊下いっぱいにマンガ本が散乱していたのを初めて見たような気がした。あのでっかい揺れの後、どれだけ恐怖で頭の中が真っ白になっていたんだろう。
2階でも1階と同じように机や家具が移動していたけれど、天井まである重たい洋服だんす2つが10センチも移動して、壁の電灯のスイッチを破壊していたのには一番びっくりした。

この惨状に絶句する子供たちに、「大丈夫大丈夫。さあ暗くなる前に元に戻そうか」とカラ元気を装ってみたけれど、絶え間なくやってくる余震に私も恐怖心を隠すことができない。
本棚に本を全部戻し終えるまでに3~4回ほど大きな余震があったので、そのたびに広い和室に避難した。


やっと生活空間の片付けが終わった時には、もう外が薄暗くなっていたから、今度は家中の懐中電灯とランタン、乾電池を1階に集める。幸い我が家ではキャンプをするので、電池式ランタンと充分なほどの乾電池はストックしてあった。
でも外の様子からみて電気が一日や二日で復旧するとはとても思えなかったので、暗闇を怖がる子供たちにも我慢してもらうように話をした。

その時、1階和室の外でにぎやかな声がした。お隣の子供たちだ。
みんな大丈夫だったかなと思って窓を開けたら、寒空の下で4人の子供たちが震えていた。
食器棚が倒れて危険なため、片付けが終わるまで外に出されているという。
このままでは風邪をひいてしまうから、入れるようになるまでうちに来るように話したら、子守りをしていた一番上の高校生のお兄ちゃんは片付けに戻り、小6から幼稚園までの3人をうちで預かることになった。

お隣の子供たちがやって来たとたん、うちの子供たちが急にはしゃぎだした。
今までのお兄さんモードはどこへやら、遊び仲間が増えたとばかりに本来の姿になったようだ。頼もしい姿もいいけれど、私としてはいつまでも恐怖感を引きずらず、子供らしい表情に戻ったのを見てすごく安心した。
でもお隣の幼稚園の子は余震が来るたびに恐怖で泣きだし、6年生のお姉ちゃんに抱っこされていた。真ん中の3年生はなかなか胆の据わった子で、うちの子供たちとカルタやオセロに興じはじめた。


日中は日差し暖かい日だったけれど、日が落ちると一気に部屋の中も寒くなる。
停電でヒーターが使えないため、あらかじめ1階に降ろしておいた布団を和室に敷き詰めて子供たちをもぐりこませて暖を取らせることにした。
その時、ふと7年も使っていない石油ストーブがあったことを思い出す。
ちゃんと使えるかどうかはわからないけど、長男を伴って2階へ取りに行った。
もう古かったから捨てようかと思ったこともあったけれど、いつか来ると言われていた宮城県沖地震に備えて取っておいた方がいいと考え直して保管しておいたのだ。
ナイスだ、自分!!
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